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日本脊椎インストウルメンテーション学会

8月29,30日に浜松で日本脊椎インストウルメンテーション学会が開かれました。 高齢化社会を反映し、成人脊椎変形の矢状面アライメントに関する発表が多く大変勉強になりました。 特に、若年成人を対象としたCone of ec …

脊髄終糸症候群と腰椎椎間板ヘルニア

脊髄終糸症候群(Tight Filum Terminale; 以下TFT)と腰椎椎間板ヘルニア(以下LDH)はともに腰痛と下肢痛を主訴とし20~30代に好発するためその鑑別が必要である。しかしながらTFTは従来診断方法が …

2014年7月

7月後半 Flat backと立ち上がり動作 姿勢変化が原因で腰痛が発生することは良く知られているが、近年脊柱矢状面アライメントの理解が股関節を含めた骨盤を基準として考えられるようになり、アライメント異常が腰痛におよぼす …

2014年6月

6月後半② 大理石病のX線像 下記は、集談会で東儀先生が発表した内容からの引用です。 ラグビージャージスパインを記憶してください。 大理石病は、破骨細胞の機能不全により石灰化軟骨が未吸収のまま残存し、全身の骨が硬化する遺 …

2014年5月

5月後半② 初期研修 今月は、初期研修医の岩城先生が、歩行分析について立派なプレゼンをしてくれました。医師になって最初の2か月間を整形外科ですごし、いろいろな出来事が忘れ得ぬ想い出となることだと思います。研修発表は、歩行 …

2014年4月

4月後半2 Pierre Roussouly先生 先日行われた日本脊椎脊髄病学会で、フランス、リオンのPierre Roussouly教授の講演がありました。Roussouly先生は、脊椎矢状面アライメントの草分けで論文 …

2014年3月

3月後半 広島より濱崎先生 春らしくなってまいりました。病因の周りにも梅の花が咲き始めています。このたび国立呉医療センターの濱崎先生(広島大)が研修医の病院紹介の機会に東京出張があり、東京医大に手術見学にきていただきまし …

2014年2月

2月後半 頸椎症の最近の話題(椎弓形成術後の後弯) 頸髄症に対する椎弓形成術は、多椎間にわたる狭窄に対して不安定性を発生することなく頸椎の可動域を温存できるすぐれた手術方法であることが知られています。椎弓切除に比較して後 …

2014年1月

1下旬 江川誠一郎先生 今月から、江川誠一郎先生が脊椎班に加わりました。腰部脊柱管狭窄症の脊椎矢状面アライメントで学位をとった強力な補強人事です。学会においても彼の論文はよく引用されています。都立大塚で経験したことを活か …

2013年12月

12月下旬 最少侵襲手術 小さな創での手術を行っています。 たとえば、腰椎椎間板ヘルニアでは親指が入るくらいの傷口で内視鏡を使用した手術を、椎体骨折では、約5mmの空洞の針から人工骨やハイドロキシアパタイト、セメントで骨 …

2013年11月

11月下旬 ペインと脊椎の合同カンファ 東京医大と警察病院の麻酔科(ペインクリニック)と脊椎グループでの合同カンファが行われました。難治性疼痛の患者さんの痛みと治療を検討しながら、それぞれの痛みに対するアプローチに関する …

2013年10月

10月下旬 インスト研 10月25日、26日に高知で開催された日本脊椎シンストルメンテーション学会に参加発表してきました。学会名にあるように器具を上手に使用して手術を治すことがメインの学会なので、MISよりスクリュー使用 …

2013年9月

9月下旬 脊椎固定術後遺残性腰痛 最近の依藤先生の研究で、脊椎固定術後の遺残性腰痛に対する新しい知見がありました。1椎間固定後に発生する腰痛は胸椎後弯に影響され、2椎間以上の固定は腰仙椎のフラットバックに影響されるという …

2013年8月

8月下旬 胸腔鏡視下脊椎除圧固定 脊椎内視鏡手術の中でも、胸椎、腰椎前方除圧固定は難易度が高く手術点数も10万点を超える手術手技です。 先日、第12胸椎カリエスに対して胸腔鏡を使用した前方除圧固定を行いました。第12胸椎 …

2013年7月

7月後半 英語プレゼン勉強会 国際医療情報センターのバロガ先生のご指導のもと、6月から月1回の英語プレゼンテーションの勉強会をスタートして、今月は2回目が行われました。夜7時の時点で脊椎班の手術がまだ2件終わっていなかっ …

2013月6月

6月後半 英語発表勉強会 国際学会に行くと、せっかくの発表なのに英語のプレゼンが下手なためにくやしい思いをすることがあります。医局の宮本先生が、前回の国際腰痛学会でとてもそう感じたらしく英語の勉強会をしようと発案があり、 …

2013年5月

5月 後半 国際腰痛学会(ISSLS) 5月13日-17日にかけて米国アリゾナ州、スコッツデールで国際腰痛学会があり、腰痛の臨床と基礎医学の最新の知見を得ることができました。当科から5題の発表がありました。スコッツデール …

2013年4月

4月 後半 スーポリ便り(台湾からチェン君と岩城君) 今週から阿部先生が初期研修医として脊椎班に1か月の予定で研修に来ています。また台湾からの医学生チェン君は2週間のポリクリが終了して来週からは循環器内科へ移ります。チェ …

2013年3月

3月 後半 転倒と歩行分析 今週の抄読会の内容(Age and Agineg 2005 34;556-560)によると、 Falls are a major source of morbidity and mortali …

2013年2月

2月 後半 手術見学 医療の進歩は、近年目ざましいものがあります。大学病院では、最先端の医療を実施するための臨床、基礎研究を行っていますが、それだけではなく他施設の最先端を積極的に学ぶようにしています。今月は、腰椎椎間板 …

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