関節班の関健です。2025年6月27-29日に名古屋のウインクあいちで開催された日本血栓止血学会に参加、発表を行ったため、報告させていただきます。
本学会に参加される先生は、血液内科や血友病診療を行う小児科の先生が多数ですが、それ以外に輸血部や臨床検査技師、リハビリテーション科、整形外科医も参加しております。
私は昨年学会に入会し、初めて発表をさせていただきました。当院整形外科からは一人での参加となりましたが、本学会が1年間のうちでメインの学会となる臨床検査科からは多くの先生が参加しており、夜には会食にも誘っていただきました。臨床検査科の先生に積極的に診療連携をとっていただき、血友病の診療を行うようになり、一つの結果として本学会で発表させていただいたことを非常にうれしく思います。
他学会でよく来るウインクあいち、ここ数年は毎年訪れています。
ポスター発表で血友病に関する発表を行いました。
また、最終日には血友病関節評価のためのエコーハンズオンセミナーに参加させていただきました。
普段の診療でエコーを使用した診療を行うことはありますが、これまで本やwebセミナーなど、自身で勉強して診療していたので、講師の方から直接指導を行っていただく機会は、とても勉強になりました。インストラクターは他科の先生方や臨床検査技師ばかりで幅広いジャンルで構成されており、指導をしていただき機会がない先生方から学べたこともよかったです。
左から当院臨床検査科の金子先生、宮下先生、自分、Vascular Labの秋山先生
秋山先生はインストラクターでの参加でした。
受講者はお互いにエコーを当て合って実習を行うためTシャツ短パンに着替えて参加しました。
血友病分野での診療連携を発展させて、来年の小田原での血栓止血学会でも成果を発表できればと思います。