関節班の関健です。

昨年行われており、時間が経過してしまっていたのですが.誰も報告していなかったので、日本股関節学会と日本膝関節学会の参加報告をさせて頂きます。

大学によりグループ形態は異なりますが、当院では関節グループが人工股関節と人工膝関節の両方の手術を行っております。どちらかといえば、股関節班と膝関節班が分かれている施設の方が多いかもしれません。いい意味で手術手技を広く学び、患者様へ提供できているのではないかと思います。そのため、股関節学会と膝関節学会の両方に参加する機会があります。

10月25-26日には岡山コンベンションセンターで股関節学会が開催されました。学会場が駅直結で予約したホテルも駅直結と非常に立地のいい会場でした。個人的には、自身が使用していないインプラント機種の知識や成績を整理し、自身が使用しているインプラント機種の長期成績に関する発表聞くことが興味深かったです。20年以上などの長期成績は、まだ自身の経験では得ることができていないので、今回得た最新の知見を患者様へフィードバックしていきたいと思います。また、夜は北里大学の股関節班との会食で様々な意見交換ができました。

関節班の集合写真

関節班の集合写真

リハビリテーションセンターの卜部先生と

リハビリテーションセンターの卜部先生と

12月6-7日には沖縄コンベンションセンターで膝関節学会が開催されました。こちらは空港からはタクシーで20分ほどと会場は遠めですが、会場となりのホテルを予約し飛行機移動から十分に体を休めて学会に臨みました。ポスターは万座毛からチーターがジャンプしていますが、なぜチーターだったのかはよくわかりません。

学会はスポーツ、人工関節、骨切りなど股関節学会以上に様々なジャンルの先生が集まっています。現在は股関節鏡と人工関節手術を行っていますが、数年前まで膝関節鏡を中心としたスポーツ分野の治療も行っていたので、久しぶりの再会となった先生も多かったです。外部の先生と積極的に意見交換をしていると、時間をかけて準備してきた発表にもかかわらず、思いもしないような視点、考え方が違う意見をいただき、自身のレベルの低さを痛感します。と過去の学会参加報告でも同じことを書いた気がしますが、いくら勉強しても何年たっても同じです・・・。自分の身をもっともっと外において、2025年もさらに医学的に成長していきたいと思います。

石田医局長とチーター

石田医局長とチーター