2019 ISSLS in Kyoto, Japan

 

2019年6月3日から5日間、京都の京都ホテルオークラで開催された第46回国際腰椎学会(ISSLS: International Society for the Study of Lumbar Spine)に参加させて頂いたのでご報告します。

本学会は腰椎・腰痛にフォーカスした学会で、その内容は臨床から基礎まで幅広いですが、5日間にわたって1会場のみ開催されるためスケジュールはゆったりで参加しやすく、どのセッションでも質問者が列をなし、議論の活発な学会です。東京医大からは5題の演題が採用され、自分は大学院での研究テーマである椎間板細胞におけるIL−1の発現調節機構について発表してきました。ポスターでの発表でしたが、今まで経験してきた国内での発表とは違って発表時間の指定はなく興味を持ってくれた人と1対1で議論するという形式は新鮮で有意義な時間を過ごせました。

開催地の京都については、新しさの中にも幕末末期の動乱の時代を経たその古くからの街並みが残っており、その佇まいは流石でした。とはいえ、あの池田屋跡地に某居酒屋チェーンがあったのには驚きました。

本学会では遠藤先生、粟飯原先生の幅広い人脈のおかげで、他大学の先生とも知り合うことができました。普段関われない先生方と知り合えることは非常に刺激となり、こうした学会の魅力かと思います。今回の経験を活かして、これからも日々の診療・研究に励んでいきたいと思います。

このような貴重な機会を与えて頂いた山本教授をはじめ、発表準備を手伝っていただいた澤地先生、脊椎班の先生方、忙しい業務の中、快く送り出してくださった八王子医療センターの先生方、本当にありがとうございました。

小西隆允 記

京都ホテルオークラ 会場前にて

gala dinner にて            池田屋騒動之址

 

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