脊椎基本手技実習2019

 

川崎の臨床研修センターで、顕微鏡、ルーペ、ハイスピードドリル、インプラントのなどを使用した脊椎基本手技についての実習訓練が5月30日に行われました。山本教授の発案で始まった基礎的外科手技教育の一環で、脊椎手術を安全に行うことを目的として毎年5月から6月に行われています。多忙な毎日の中、若手医師にじっくり手術手技を教える時間と空間を作ることを目的に始まりました。以前は福島まで前泊して行われていましたが、5年前から川崎にて日帰りで可能となりました。今年は11年目となりました。内視鏡手術600例以上の経験を持つ粟飯原孝人先生と髄内腫瘍から馬尾腫瘍まで豊富な経験と実績をもつ脳外科深見真二郎講師を講師として迎え、まる1日かけて実習を行いました。上嶋、間渕、菊池、山城の4人の新入医局員と前川、金澤、高松、遠藤の脊椎班スタッフ、病棟、中央手術室看護師7人が参加し、ルーペ、顕微鏡下での縫合、、ハイスピードドリル、インプラントの正しい使用方法などドライラボ、頚椎、腰椎の除圧、顕微鏡、腸骨採骨法、前方除圧固定などが行われました。実習前には、医師として外科医としての心構えから、解剖などのレクチャーを行い、その後基礎的な手技をしっかり身につけることで、安全な手術ができるようにオペレーターのスタッフが、マンツーマンで教えました。教科書では学べない東京医大ならではの手術手技の実習です。終了後、山本教授からのCertificationが渡されました。あっという間の1日でしたが、お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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