髄核融解術研究会

腰椎椎間板注射療法(髄核)融解術(ヘルニコア、コンドリアーゼ)

 

ヘルニコアは、100例以上の治験データはあるものの、2018年8月より日本で初めて認可されたため、まだまだ臨床経験は多くありません。安全で効果的な治療を行うため、脊椎専門医、看護師、放射線技師が集まり、第1回髄核融解術研究会(東京医大)が開催されました。慶応大学の岡田英次朗先生に講演をいただき、慶応大学、東京医大、東京警察病院、聖路加国際病院、参宮橋脊椎外科、船橋整形外科での臨床経験を報告し、最新情報を共有しました。1)MRIで椎間板に髄核が十分に残存している、2)発症から長期になっていない方、3)非高齢者が効果的で、効果には1から3か月かかることが多く、注射後2-3週(おそらく髄核が融解している期間)では、腰が重い感じがすることがある。日帰りで行う施設もあるが、術後の安静、痛みに備えて1,2泊入院する施設もある、ということが話し合われました。

 

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脊椎班活動参照

ヘルニコア治療についてはこちらの資料を参照下さい。
『ヘルニコアの治療を受けられる方へ』(PDF)

 

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