光陰矢のごとしの1年でした。
今年は、鈴木秀和講師が病棟管理のトップとなり脊椎班を鈴木グループとなりました。
現在の大学常勤の脊椎班は、遠藤、田中英俊(医局長兼任)、鈴木、西村、依藤、村田、研修医から構成され、今年の年間手術実績は240件でした。
毎週、水曜日朝6時45分から脊椎班カンファを開き、木曜日は7時30分から抄読会を行っています。
救急外傷はなるべく若手が行い、顕微鏡は鈴木、内視鏡は西村、脊髄腫瘍の手術は脳神経外科の橋本先生とジョイントする機会を作り、また茨城利用センターから1,2か月に1回、酒井講師が手伝いにきていただき、次世代を担う全体のレベルアップができていると思います。
研究は、西村が、頸髄症の歩行分析に関して英文論文が受理され学位論文が完成しました。
また、依藤が、膝関節滑膜に関する基礎的研究の英文論文投稿中です。
他に2件の英文論文が完成しました。
発表は、日整会、日整会基礎、日本脊椎関図病学会、日本インスト学会、海外ではヨーロッパ脊椎に口演で鈴木が採用(10%の採用率)、西村がポスターで採用されて発表しました。
またインドネシア整形外科学会で、鈴木が招待教育講演を3題行いました。
教育は、研修医対象に慈恵医大、日大と合同で豚を使用した脊椎手技指導、大学院生のAPOA発表(山本晶也先生)、依藤、村田、宮本、永井の指導を、澤地先生とともに行い、その他、医学部4年生のポリクリを週に2人程度、医学部5年生1か月のスーポリを4人、初期研修医3人、中国留学生が脊椎班に参加しました。
看護師対象にしたドライラボも数回行っています。
来年は、全身透視可能型テーブルを購入し、MIS手術を増加できる予定です。
西村がミャンマーに脊椎手術のボランティアに訪問、国際腰痛学会参加、英文論文の増加など、外に向けた発信も予定しています。
八王子の小林、松岡、茨城の酒井と連携を取りながらの整形医局発展に貢献したいです。
今後ともよろしくお願いします。
写真は、ジャオ先生送別会にて