脊椎基本手技実習は、山本教授の発案で始まった基礎的外科手技教育の一環で、毎年5月から6月に行われています。多忙な毎日の中、若手医師にじっくり手術手技を教える時間と空間を作ることを目的に始まりました。以前は福島まで前泊して行われていましたが、3年前から川崎にて日帰りで可能となりました。今年で9年目を迎え、6月8日にまる1日かけて行いました。市川、鈴木、長山の3人の新入医局員と2年目の2人、2人の前期研修医、手術室ナース5人、病棟ナース2人を迎えての実習でした。脊椎班の4人のスタッフによる外科手術の安全管理から最新技術のLIFの講義と、早く確実な縫合方法のチェック、ルーペ、、ハイスピードドリル、インプラントの使用方法などドライラボ、頚椎、腰椎の除圧、顕微鏡、最新の最少侵襲手術などが行われました。基礎的な手技をしっかり身につけることで、安全な手術ができるようにオペレーターのスタッフが、マンツーマンで教えました。教科書では学べない手術手技の実習です。終了後、山本教授からのCertificationが渡されました。お疲れさまでした。