10月1日から3日までフランスのリヨンで開催されたEurospine 2014に西村先生とともに参加いたしました。
Eurospineはいわばヨーロッパ脊椎学会総会で、ヨーロッパのみならず日本を含めアジアの先生方も多く参加されていました。
参加は今回初めてでしたが、会場は脊椎アライメント研究の総本山であるフランスのリヨン、学会長はアライメント研究の第一人者であるLu Huec先生、またCo-Hostには先日日本脊椎脊髄病学会でも講演されたRoussouly先生などが名を連ね、会場は大きな会場一つのみ、そこで5分間のしかも脊椎アライメントについての口演発表を行うということで、初日に会場に入ったときは全身からイヤな汗が噴き出しました。
しかしほかの日本人の先生方の立派な発表を目にし、同行の西村先生や広島の藤原先生などと一緒に時間を過ごすうちに多少は腹もくくることができたかと思いきや、2日目朝発表の日は朝4時に目覚めてしまうというていたらく。
おかげで朝一番の発表でしたが遅れることなく、むしろ会場一番乗りで、座長の先生にも直前にご挨拶をすることができたおかげか、早口の質問も言い直していただけて、皆さんに助けられ、無事発表を終えることができました。
国際学会の口演発表は、抄録登録のときからposter onlyにしたい衝動に駆られますが、何とか口演を終えたときの満足感、その夜のビールのおいしさは、生きている実感を強く感じさせてくれます。
このような貴重な機会をいただきまして、山本謙吾主任教授をはじめ、整形外科医局の皆様に深くお礼申し上げたいと思います。