入局1年目の城所碧泉と申します。
この度、神戸で開催された第99回日本整形外科学術総会に参加させていただきましたので、ご報告申し上げます。
研修医時代にも整形外科関連の学会へ参加した経験はありましたが、専攻医として参加した今回は、以前よりも実際の診療を意識しながら学会に参加することができました。
学会では、立岩先生による人工関節感染に対するDAIRに関するご講演、石田先生によるTHA術後の姿勢変化や骨盤傾斜に伴うカップ角評価に関するご講演が特に印象に残っております。
立岩先生のご講演では、PJIに対するDAIRの適応判断について学ばせていただきました。感染徴候が明らかでない症例も存在する中で、適切なタイミングで異常を察知し介入する重要性を改めて感じました。また、単に手術手技だけでなく、周術期管理や感染管理を含めて考える必要があることを学び、大変勉強になりました。
石田先生のご講演では、骨盤傾斜や姿勢変化によってカップ角の見え方や評価が変化することについて学ばせていただきました。普段何気なく見ている術後画像についても、立位・座位など様々な条件を踏まえて評価する必要があることを知り、非常に印象に残っております。まだ十分理解できていない部分も多くありますが、自分の知識不足を改めて実感するとともに、多くの刺激を受けました。
学会期間中は同期4人で同じ宿泊先に滞在しておりました。夜は同期同士で様々な話をする時間も多く、気付けば神戸の海沿いを歩いているようなこともございました。また、現地で知り合った方々と食事をご一緒する機会もあり、非常に賑やかな時間を過ごすことができました。一方で、土地の名物に目もくれず、その場の勢いで選んだ食事ばかりだったため、神戸に来ているはずなのに神戸らしさを感じる機会は意外と少なかったように思います。翌朝は少々刺激的な目覚めと鋭い目つきのまま会場へ向かう場面もありましたが、それも含めて非常に印象深い4日間となりました。
今回の学会参加を通じて、多くの刺激を受けるとともに、自分自身まだまだ勉強不足であることを改めて実感いたしました。また、同期との交流を深めることができたことも、大変貴重な経験であったと感じております。
最後になりますが、不在期間中に業務をご担当いただいた先生方に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。

