2024年度に当科へ入局いたしました、村田絵充と申します。
出身地は山口県、2022年に山口大学を卒業後、山口県立総合医療センターで2年間初期研修を行いました。
運動器を治療することで患者さんの活動的な生活をサポートできることに意義を感じ、学生の頃から整形外科医になることを志してきました。研修医時代にこちらの病院を見学した際、温かく迎えてくださったことや、情熱をもって取り組まれている先生方やその人柄に魅力を感じ、ぜひこちらで学びたいと思い入局させていただきました。
専攻医1年目の間は主に新宿院(本院)で各領域のグループをローテーションしています。初めにローテートした上肢・腫瘍班では貴重な症例をいただき、9月に行われた関東整形災害外科学会 月例会で演題発表をさせていただきました。整形外科分野での学会発表は初めての経験であり、スライド作成や文献検索等で苦戦した場面もありましたが、上肢・腫瘍班の西田教授や市川先生に多大なお力添えをいただき無事に発表を終えることができました。
現在、入局して約半年が経過しました。まだあらゆることが新しく、これから身に着けていくべき知識や技術の膨大さに気づき圧倒されてしまいそうになったり、基礎力を身に着ける段階でありながら即戦力が求められる場面も多々あることに難しさを感じたりしています。
しかし同時に、ようやく興味のある領域に医師として携わることができ、日々喜びを感じています。また、困ったときにいつもアドバイスや手助けをくださる上級医の先生方には感謝が尽きません。モチベーションを高く持ち、日々研鑽に励んでまいりますので、医局員の皆様においては今後ともご指導ご鞭撻をどうぞよろしくお願い申し上げます。
また、整形外科への入局を検討している研修医の先生や医学生の皆様は、ぜひ一度当科へ見学に来ていただけると嬉しいです。規模の大きな医局とは言えないかもしれませんが、そのぶん医局内の風通しが良く、医局員同士で協力しあいながら日々診療を行っています。
医局見学やイベントへの参加できっと医局の雰囲気の良さを感じていただけると思うので、お待ちしています。