当院では、救命部の三次救急患者を通じて、脊髄損傷患者さんが月に2、3件初期対応をしています。その際、脱臼や骨折などがあると頭蓋牽引が必要となることがあります。最近では、ハローリングを使用した牽引がおもに行われ、当直医の初期対応が重要です。正しい操作、安全な手技を担保するため、今回、若手医局員を対象にハローリングの装着実習を行い、装着位置、手順の確認を行いました。
写真はジェファーソン骨折です。