当院での頸椎手術の傾向は、頚椎変形を伴う高度技術手術が増加傾向です。安全で確実な手術を行うために術前にしっかりとした検査スクリーニングとスタッフ会議を行います。手術は、クリーンルームを使用して、脊髄モニタリング、Oアームによる最先端のナビゲーションを使用して、西村浩輔、村田寿馬、小西隆允、遠藤健司ら300例以上の豊富な脊椎手術経験のある術者によって行われます。術後は集中治療室が利用可能で、早期にリハビリを開始します。従来では手術を行うことが困難だった首下がり症候群のような重度変形の患者さんに手術が増えてきています。高齢の患者さんや重症の患者さんにも、手術が日常生活制限を改善する有用な方法となっています。