11月12日に京都大学の山内講堂での京都大学整形外科のセミナーに参加し、首下がり症について講演してきました。京都大学付属病院の横にある、モダンな建物で稲盛さんの名前がありました。ちょうど鬼は外、の鬼がいる吉田神社の近くです。建物は、京都市は高層建築が禁止されているため高い建物は無く、広大な敷地に拡がった医学部、研究所、病院、時計台を見ることができました。

講演では京都大学の脊椎班以外も含めた整形外科医局員の先生達70人ほどが参加してくださり、高齢化社会で増加している首下がり症について保存療法、手術適応、固定範囲の決定など熱心な討論をすることができました。

京都では、東京より和服の人が多く背すじが伸びるせいか(笑)、街中を見回しても首下がりの人は意外と少ない印象でした。首下がりは特に予防が大切で、栄養不良や筋力低下、運動不足、姿勢不良に注意しなければいけません。写真は、京都大学の講演、紅葉の鴨川、京都大学時計台、吉田神社の鳥居、京都へ向かう新幹線車中からの富士山です(遠藤記)。