遷延治癒骨折や偽関節に対し電磁場刺激や超音波が臨床使用されていますが、その作用機序についてはまだまだ未知な点が沢山あります。 教室では大学院生の研究テーマの一つとして『電気・物理刺激の骨をはじめとした生体反応』に着目し継続研究をしております。
1月25日には骨の圧電現象についてのパイオニアとして保田岩夫先生とご一緒にお仕事をなされてこられました小林理学研究所の深田栄一先生、伊達宗宏先生、群馬大学の土橋敏明先生、山本隆夫先生、高崎健康福祉大学の田中進先生、富山県立大学の山下洋八先生をお招きして[物理刺激による生体反応に関する懇談会]を開催いたしました。 教室からは山本教授、宍戸准教授はじめ同研究に携わっている正岡、澤地、宮本、岩城が参加させていただきました。
半日でしたが、物理刺激に対する生体の反応はさまざまであり未知数な点が多くまだまだ研究途上の段階にあることを再認識致しました。 大学院生にとっても益々興味をもって研究に取り組む良い刺激になったと思います。
ご参加頂きました先生方、本当にありがとうございます。今後ともご指導宜しくお願い申し上げます。