2026年9月3日、4日の2日間、秋田市で開催された東日本整形災害外科学会に参加してきました。

東日本整形災害外科学会は今回で第75回を迎える、長い歴史と伝統を持つ学会です。今回は秋田大学整形外科が主催し、「一視同仁 ~科学で議論する整形災害外科~」をテーマに、秋田キャッスルホテルおよびにぎわい交流館AUを会場として開催されました。
当科からは、関節グループの松岡先生、スポーツ・関節鏡グループの遠藤先生、外傷グループから私の計3名が発表を行いました。それぞれ専門分野の異なる演題で発表することができ、当科の幅広い診療・研究活動を発信する良い機会となりました。
学会全体を通して印象的だったのは、人工関節、脊椎、骨粗鬆症に関連する演題が多くみられたことです。普段自分が専門としている外傷分野とは少し異なる領域の知見に触れられたことも大きな刺激となりました。自分の専門分野の発表を聞くことも重要ですが、こうした「普段あまり聞かない分野」に気軽に触れられるのもこの学会の醍醐味だと改めて感じました。

また、今回は学術面だけでなく、秋田らしいおもてなしも非常に印象に残りました。初日のプログラム終了後には、秋田を代表する夏祭りである「竿燈まつり」で実際に使われる竿燈が披露されました。多数の提灯を取り付けた大きな竿燈を、手のひらや額、肩、腰などで自在に操る姿は、間近で見ると想像以上の迫力があり、学会会場にいながら秋田の伝統文化を味わうことができました。
そして、秋田といえばやはり食も楽しみの一つです。きりたんぽや稲庭うどん、比内地鶏をはじめとする秋田ならではの料理も堪能することができ、学術的な刺激に加えて、秋田の食文化も学ぶ良い機会となりました。

今回の発表・聴講を通じて得た多くの知見を糧に、今後の日常診療や研究活動に活かしていきたいと思います。