2025年10月10日・11日の2日間、福岡国際会議場で開催された第52回日本肩関節外科学会学術集会に参加いたしました。
当院からは辻先生と私の2名が参加いたしました。
本年度より上肢・腫瘍グループに配属され、特に肩関節疾患の診療に力を入れている私にとって、今回が初めての肩関節学会参加となりました。
左から辻、長谷川(敬称略)
学会テーマは「学而不厭(がくじふえん)」──「学び続ける意欲を失わず、知への探求を飽きることなく続ける」という孔子の言葉です。医療者として常に知識・技術の研鑽を惜しまず探求心を持ち続けるべき我々にとって、まさに胸に刻むべき言葉だと感じました。
ポスター発表を行う辻先生
私は小学校から大学まで野球部に所属していたこともあり、肩関節には以前から強い興味を持っています。今回の学会では、大学時代に同じリーグで戦った他大学の野球部の先輩や同期の先生方とも再会でき、同世代の発表を聞くことで大きな刺激を受けました。
発表を終えた後は、夜の中洲でおいしい水炊きと日本酒をごちそうになり、福岡の味も満喫いたしました。最初は食べるタイミングが分からず戸惑いましたが、店員さんが取り分けてくださり、ようやく本場の水炊きの“ルール”を体験できました。発表直前まで睡眠時間を削って準備をされていた辻先生ですが遅くまでお付き合いいただき誠にありがとうございました。

辻先生にごちそうになった水炊き
今回の学会で得た知識や刺激を、今後の日常診療・研究・教育にしっかりと活かしていきたいと思います。
学会参加のため木・金の二日間ご迷惑をおかけしましたことを、上肢・腫瘍グループ一同よりお詫び申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
整形外科 上肢・腫瘍グループ 長谷川 隆将

