9月21日に名古屋のウインクあいちで行われました、日本股関節鏡研究会に参加、発表を行ったため報告させていただきます。
病院で股関節鏡を行っているものが自分以外にいないこともあり、少し寂しいですが昨年に引き続き当院からは一人っきりでの参加となりました。ただ、研究会は日本中の股関節鏡手術を行っている先生方が集まり、股関節鏡視下手術に関する演題のみで積極的に意見を交わしておりました。自分の発表の際も普段よりも多くの先生方から質疑やご意見を頂き、個人的には参加する学会の中で最も学ぶことが多かったです。
また、この研究会は発表以外にもユニークな企画があり、「股関節唇縫合タイムトライアル」という企画が行われております。手術トレーニングキットを用いて若手医師が個々の手技力を競っています。私は参加しませんでしたが、それとは別に海外の最先端のトレーニングキットを体験させていただきました。日本にはまだ1台しかないとのことでこれもまた貴重な経験でした。この学会で学んだことを、今後の手術で患者さんへフィードバックしていきたいと思います。
関 健
関節唇縫合タイムトライアル
手術トレーニングの様子