2021年度入局の鈴木章正です。

入局してからの活動について私の経歴を交えてご報告させていただきます。

私は幼い頃よりサッカーに打ち込んでいたことから、スポーツドクターに憧れを抱くようになり、自然と整形外科医になることを志すようになりました。

東京医科大学を2019年3月に卒業し、初期研修は市中病院で行いましたが、当科関連病院なこともあり、整形外科での研修の際は当医局の先生方にたくさんご指導して頂きました。様々な科をローテーションし将来進む科について深く考えましたが、やはり幼い頃からの憧れである整形外科医への想いは変わらず、母校である東京医科大学整形外科に入局させていただきました。

 

入局後は分からないことばかりでとても苦労しましたが、医局の先輩方が、厳しくも温かく指導してくださったことで、一年前と比べるととても成長できたように思います。

具体的には、4月から2か月ごとに、上肢・腫瘍班、外傷班、スポーツ班、八王子医療センター、脊椎班、関節班の順にローテーションし勉強させていただきました。それぞれ2か月と短い期間ではありましたが、濃密な時間を過ごすことができました。

自分の整形外科医に対する一番初めの印象はスポーツドクターではありましたが、どの班もそれぞれの面白さ、やりがいを感じ、整形外科医としての視野が広がった一年でした。

また、通常業務以外にも、JFLチームの試合に帯同する機会や、日本女子フットサルリーグの会場ドクター業務の機会を与えて頂き、士気が更に高まりました。

このような経験ができるのも先輩方の今まで築いてきて下さった実績のおかげであり、恵まれた環境で勉強させていただいていることを改めて実感しました。

まだ整形外科医としてはほんの一歩しか踏み出していない状況ですが、これからも、医師としても人としても尊敬してやまない先輩方のもと、修練を積んでいきたいと思います。

写真:第704回関東整形災害外科学会にて。初めての学会発表は感染対策のためオンラインでの発表でした。