日本脊椎脊髄病学会(JSSR)のVisiting Scholar Programの一環として、整形外科学分野の遠藤健司教授、西村浩輔講師が、広島市立北部医療センター安佐市民病院の藤原靖先生とともに、インドネシア・ジャカルタのインドネシア大学(Universitas Indonesia)医学部および関連教育病院を訪問しました。

インドネシア大学医学部では、遠藤教授が「首下がり症候群(Dropped Head Syndrome)の診断と治療」について講演し、これまで当科で取り組んできた病態解明、画像診断、保存療法および手術治療に関する臨床・研究成果を紹介しました。また、西村講師は腰椎変性疾患に対する低侵襲・内視鏡脊椎手術について講演し、最新の手術手技と治療戦略を紹介しました。講演後には、現地の整形外科・脊椎外科医と活発な意見交換が行われました。
滞在中には、インドネシア大学医学部の教育・研究施設に加え、関連教育病院であるDr. Cipto Mangunkusumo Hospital(RSCM)およびRSUP Fatmawatiを訪問し、脊椎外科の診療・手術体制を見学しました。また、最終日には中国製の新幹線に乗ってタンクバン、パラフ国立公園でカルデラ火山を見学してジャングル道を歩いてまいりました。

今回の訪問を通じて、インドネシアの脊椎外科医との学術交流をさらに深めることができました。今後も東京医科大学整形外科学分野では、国際的な交流を通じて、脊椎外科領域における臨床・教育・研究の発展に取り組んでまいります。

「インドネシア大学医学部正門にて(遠藤教授、藤原先生、西村講師)」

「首下がり症候群について講演する遠藤教授」

「内視鏡脊椎手術について講演する西村講師」

「RSUP Fatmawatiの脊椎外科スタッフとの集合写真」

「タンクバン、パラフ国立公園」